マリーシア

昨日上げるつもりだったのだけど、上げられず…。勿体ないので、今更感があるもののage。でもアレなんで読みたい人だけ、どうぞぉ。
まず、どこのチームにも全体的に言える事は、ゴールクリアランスでボールを蹴り入れてしまったり、マイボールか相手ボールかの判断もつかずにCKだと言うのに自陣に戻ってしまう攻撃陣がいたり、挙句にはゴールエリア外でボールを拾ってしまったり…。まぁお台場の頃だったら、「しょうがねぇなぁ」と笑い飛ばす所だが、もういい加減に最低限のルールなんぞ憶えたらどうだろうか。その上で試合の流れの中から「その時すべき事」を読み取って欲しい。
例えば、カレッツァの選手が相手キックイン時に4秒ルールを逆手に取って、キックインする選手の前に立ち「いーち!にーい!さーん!」と大きな声でカウントしていた。フットサルの世界でデフォなのか知らないが、確かにちょっと考えたら納得出来る。4秒ルール=ボールを置いて4秒以内にプレイせねばならない、なので目前で大声のカウントをしてプレッシャーを与えれば、瞬時の判断やキックの精度に影響を及ぼす事が出来る、かも知れない。実際、大勢に影響がどれ程あるかは疑問だが、その1プレイが勝敗を大きく左右する、かも知れない。可能性はない、とは言い切れない。言わば「マリーシア」だ。
逆にGatas。最終戦残り十数秒と言う場面で自陣深くでキックイン。時間と点差を考えたら、もう前線に放り込むしかない瞬間。それなのに---恐らく間接FK用のプレイと思われるが、今回よく見られた---GKに一旦パス、戻して前線にパス、と言ったルーティンプレイ。その時間帯でボールが前線になければ得点出来る訳もなく…結果は御存知の通り。しかも勝ち越さなければ優勝に届かない状況で、同点に追い付いたゴールで時間も気にせず大歓喜なのもいただけなかった。そんなヒマがあったら早くポジションに戻れ、と。
そういう事がカレッツァは出来ていた、がGatasはそこまでの余裕はなかった。勝敗以上の差を感じずにはいられなかった。しかし、観客の前で涙を流す程悔しかったなら、それを糧に勉強&練習してくれるハズだ。そして次こそリベンジだ。
ってか、コーチも教えろよ、そういう事をさ。ボール蹴ってゴールに蹴り込むだけがサルじゃねぇだろうに。