第51節・vs.ベガルタ仙台(国立)

忘れたくても忘れられない。多分、いや絶対に一生忘れる事が出来ない2005.11.26。あれから1年。あのJ2降格が決定した日立台から1年が過ぎ去るも、残念ながら我がヴェルディは来年もJ2を闘わねばならない。また、国立での仙台戦と言えば、審判の判定で「八百長だ、何だ」と荒れに荒れたあのゲームもそうだった。来季も4度程戦わねばならない者同士、今回はお互いクリーンな気持ちで終われる事を切に願う。
そして、全52節ではあるが、次節はアウェイの為、今回のゲームが今季ホーム最終戦でもある。恐らく終了後の挨拶などもあるだろう。勝って、気持ちの良い挨拶が聴きたい。11.26と言う日を、嫌なだけの思い出の日から、新たなる旅立ちの「キッカケ」の日にする為にも勝って締めくくりたい。

■[Mobile][verdy]スタメン発表 12:38
【スタメン】GK21高木義成・DF43海本幸治郎・DF4戸川健太・DF14富澤清太郎・DF44石川竜也・MF20廣山望・MF6菅原智・MF15金澤慎・MF10マルクス・FW25平本一樹・FW17シウバ
【サブ】GK34常澤聡・DF3藤田泰成・MF8永井秀樹・MF32久場政朋・FW39齋藤将基
■[Mobile][verdy]試合終了 15:59
前半スコアレスで後半に入り、シウバのゴールで先制するも、失点して1-1のドロー。何とも言えない雰囲気で終了しました。
■[Mobile][verdy]終了後 16:22
まぁ期待した、と言うか予想通り程度の、通り一遍のラモス監督からの挨拶と、言わされてる感満載の選手会長大野の挨拶があって、アッサリとホーム最終戦は終了です。
どっちにしても伝わらないなぁ…。

んな訳で、ホーム最終戦を勝利で飾る事も出来ず、はたまた納得のいく締めの言葉を聴く事も出来ず、京王線沿線に溢れかえる赤い浦和サポーターばかりが目に付いた、そんな日となりました。
ゲーム自体は、どちらも「消化試合でモチベーションをどう上げたらいいのよ?」ってな雰囲気が見隠れしてしまったゲームでした。まぁそうは言ってもサッカー選手だから、局面局面ではキッチリやってるんだけれど、どうにもピッチ全体に「鋭さ」みたいなモノが見出せなかった。お互いに、契約とかその辺のいろんな条件が複雑に絡まりあって、そういう雰囲気になってしまったのだろうか…。取り合えず、それでも勝ちたかった。
そして終了後に「ホーム最終戦の挨拶」があった訳だけど、こういうのももっと上手く出来ないモンかねぇ。在籍選手をズラッと並べて、監督と選手会長だけ「本当に」通り一遍な挨拶。…そうじゃないだろう?この並んだ選手はまた会えるのか?全員来季会えるのか?解雇なり、移籍の通達は出来てるんだろう?もう。だったらさ、そういう選手は「別れの挨拶」させてくれてもいいじゃん?
まず、キッチリとトップの人間が挨拶をする。それも通り一遍でなく、昇格を逃した反省の言葉を、そして来季への約束をしたらいいじゃん?それを踏まえた上で、今季戦ってくれた選手だけど様々な理由で出て行かなければならないのであれば、しっかりと送りだすカタチで一言挨拶させてあげてもいいじゃん。こっちだって「ありがとう」を言いたいのよ。ある日突然HPに「○○選手、契約解除のお知らせ」ばかり並べられても、こっちゃどうにも出来ないっての。
挨拶の時、一列に並んでいた在籍選手達のどの顔を見ても「よぉし!俺が来季やったるからなっ!」ってなキモチを感じられなかったのが、とっても寂しいです。取り合えず、あれを見てしまうと「引き取り手がなくて仕方なくヴェルディに残る選手」以外はいなくなっちゃうんじゃないか?と思っちゃいました。そんな寂しいホーム最終戦でした。