天皇杯3回戦・vs.Honda FC(味スタ)

早くも天皇杯だ。J2は3回戦から登場なので、こんな時期から(昇格争いが激化してくるってのに…)天皇杯なのである。これから先、スケジュールが詰まりまくってる訳じゃないのだから、もうちょっと遅い時期にしてくれてもよさそうだが、そうすると4回戦以降がもっとズレ込むって事なんだろう。元旦決勝、と言うステータスは確かに響きの良いものだが、Jリーグメインで考えた場合には現状の日程はどうも微妙である。
…まぁそんな事に文句を垂れても仕方ない。
前記した様にいかに歴史ある天皇杯と言えど、昇格争い真只中のウチとしては「J1昇格最優先」であり、例え天皇杯なんぞ制した所で昇格を逃してしまったらどうにもならない訳で…。取り合えず「主力温存」と言うか、普段出番の少ない選手達にしっかりと頑張って結果を出していただきたい所だ。
お相手はキーちゃんや元鹿島の本田君でお馴染みの、JFL門番*1Honda FCだ。去年は栃木FCと言う学校の先生達が主体だったアマチュアクラブに破れ去った(しかも主力温存せずにガチで負けた(笑。)訳で、いくら温存と言ってもさすがにアマチュアに2連敗は許されない上に、ここまでリーグ戦で保っている良いリズムを崩してしまっては元も子もない。
そんな、非常に難しいゲームだ。でもまぁ、調子に乗ってJ1クラブ倒しつつ、昇っていくのも悪くないので、それなりに頑張ろう。


【追加更新】

2年連続でアマチュアクラブに惜敗(内容では完敗と言っても差し支えない)するという、大偉業を成し遂げ、帰還いたしました。

【スタメン】GK1吉原:DF30一柳:DF4戸川:DF14富澤:MF15金澤:MF7名波:MF29福田:MF13佐藤:MF3藤田:FW23齋藤:FW19船越
【ベンチ】GK26柴崎貴:MF27柴崎晃:MF38新村:MF20廣山:FW28井上

予想通りの主力温存で、戦術と言うよりもメンバーを見て決めたと思われる3バックでのスタート。もうハナっからゲームが創れない。見ていてもどかしい。格上格下で言ったら、こっちが上であっちが下、と言えるんだろうが、やってるサッカーは全く逆。ポゼッションされるわ、中盤制圧されるわ、控え中心とは言え、これ程なのはちょっと見ていて悲しくもなってきた。まぁこういったメンバーでサテライトやらテストマッチして大学生相手に分けたり負けたりしてるんだから、今日の結果は当たり前っちゃ当たり前。
結局、0-0のまま延長に突入して、いい加減脚の止まった延長後半の立ち上がりにヤラレたっつう、何とも見事な玉砕。ゲーム中、幾つかカウンターや惜しいセットプレイのチャンスもあったが、それを決めておけないのは、やはりレギュラーとの大きな壁でもある。
まぁメンバー落として「勝てたらいいな…大見え切って『負けてもいい』とは言えないから、まぁそんな感じでメンツ落としてやっとけ」ってなモンなんでしょうが、正直な所。それでも昇格争いをしているチームで、また来季の自分のスタンスすら関わってくるであろうチャンスのあるゲームで、こんな不甲斐無い控えメンバーってどうだろう。
また決定力の無さが逆に戦術の曖昧さを浮き彫りにもしてしまった。わかってはいたが、フッキがいない、ディエゴがいない、恐らくいつかはやってくるその時が本当に我慢の時だと言う事もまたハッキリした。
まぁ大会が催される以上、「負けていい試合」なんてのは存在しないのだが、最優先事項がつまづく前にここでつまづいておくのも手、だとも思うし、これでリーグ戦に最大集中出来るってもんだ。何と言っても、昇格を争う上位4チームが揃って負けたのが何とも面白い(笑。ただ、某巨大掲示板ヴェルディスレは大変だろうな、煽りで。

*1:故・本田宗一郎の命令だか遺言だかで「HONDAはモータースポーツ以外の商業スポーツをするな!」と言う事でJリーグ発足に於いても、またそれ以降もサッカー部のプロ化はしていないが、J1J2の下のJFLと言うリーグに身を置いている。その中でも名門ゆえの強さを誇り、J2昇格を目指すクラブの目の上のタンコブとなっている(いた?)。