2008 J1 第2節・vs.鹿島アントラーズ（味スタ）

いよいよ、ホームでの開幕。ホームである味スタでのJ1の舞台は、2005年の最終戦まで遡る。その2年間の時を経て、あの時、あのピッチにいた選手、あの悔しさを知る選手は、数える程しか居なくなってしまった。
現在のヴェルディは口悪く言えば、「寄せ集め」である。そして、その平均年齢も高い。良く言えば、精鋭集団で経験豊富であるとも言えるが、正直「優勝」や「上位入賞」を口に出来る状態でないのは確かだ。とは言え、いつまでもそういう状態でエレベータークラブ*1になってしまう訳にもいかない。いつかは強豪へ返り咲く為に、この先を見据えた闘いをして行くには、若手の底上げも謀りつつ、戦力を厚くしながらクラブとしての経験値を積み上げて行く事が急務なのである。
そんな難しいシーズンが今年のシーズンとなる訳だ。先週の開幕戦では、相手の「未完成さ」に助けられた部分もあり、取り合えずのドロー発進が出来た。今節の川崎のボロ負けを見てしまうと、「こっちが出来てたんじゃなくて、向こうがダメ過ぎたのか…」と、こちらの仕上がりに改めて不安を感じてしまうが、まあそこはソレ、自分の目を信用するしかない。…とは言え、今回の相手は昨年末から絶好調続きの鹿島。開幕戦で札幌を虐殺し、ミッドウィークのACLの海外遠征では9-1と大虐殺で凱旋帰国だ。ウチの守備陣が堪えきれるがどうか、心配でならないのだ。「真価が問われる」ってヤツだ。遠征にはフルメンバーで行ったらしいので、疲労だけが希望の光りでもある。
とか弱気でいても仕方ない。有力チームが良いスタートがきれない状況で鹿島だけアッサリ逃がしていたら、何を言われるかわかったもんじゃない（笑。頑張って鹿狩りしようじゃぁないか。

■[Mobile][verdy]スタメン発表 14:28
【スタメン】GK1 土肥洋一:DF4 和田拓三:DF17 土屋征夫:DF5 那須大亮:DF22 服部年宏:MF23 福西崇史:MF14 富澤清太郎:MF20 廣山望:MF10 ディエゴ:MF16 飯尾一慶:FW7 レアンドロ
【控え】GK21 高木義成:DF27 飯田真輝:MF6 菅原智:MF11 大野敏隆:MF33 河野広貴:FW19 船越優蔵:FW13 井上平
予想通り、大きな変更はない。一樹が練習で地球蹴って足を痛めてお休みの代わりに、我らが八王子の新星・井上平がベンチに名を連ねた。
■[Mobile][verdy]画像 15:15
うｐ
■[Mobile][verdy]前半終了 16:56
やっぱり鹿島つええ！取り敢えず0-0だが、札幌もやられたのは後半になってからだ。ガクブル
■[Mobile][verdy]試合終了 17:59
やっぱり鹿島つええ！先に惜しいチャンスがあって、あれが決まっていたら…とか思うが、それ以上に鹿島は強かった。今日のところは完敗です。

んな訳で、負けっちったよ〜、と。試合途中、「勝てるかも知れない」と思わせておいて、終ってみればやっぱり負けてる…その辺りが王者の強さなんだろうなぁ。向こうも遠征の疲れもあったろうに、しっかりとウチの隙を狙ってた。どんな状況であっても「勝つ」サッカーが出来る強み、いつかウチも身に付けたい。そして、その高みに追い付いてやる。チクショウ。
で、ウチはどうか、と言うと、善戦したけど惜しかった…ではあるけれど、そうこう言っている間にシーズンは進んでいってしまうので、サッサとまずは1勝して波に乗りたい所だ。0トップを上手く機能させるには、頻繁な飛び出しや入れ替わりが何より大切だ。早くモノにして欲しい。まずは得点。ゴールだ。

*1:昇格したり降格したりを繰り返しちゃうクラブね。Ｋ都とかＦ岡とか？