ヴェルディってかJニュース

もう一昨日くらいのネタらしいんだけど…

◆来季ベンチ入り１８人に増やす
Ｊ１実行委員会が８日、都内で行われ、来季からのベンチ入り選手を１６人から１８人に増やすことで合意した。欧州、代表試合にそろえた形となる。〜〜〜中略〜〜〜１５日の理事会で正式決定する

ヨミウリオンラインより抜粋

うむ。ずっと自分が訴え続けた甲斐があると言うものだ。いや、だからと言って何かアクションはしていた訳ではないが…。
今現在Jのベンチ入りは16人となっている。スタメンの11人を除くと、GKは必ず1枠必要だから、残る4枠がベンチ控え選手の枠な訳だ。ルール上、試合中に交代出来る人数は3名までなので、これでも充分かと思われるかも知れない。しかし、だ。
現在のサッカーに於いて選手起用、采配は大きな比重を占める。そして、リードしてる場面、されてる場面、とにかく凌ぐ時間帯、はたまたガンガンいこうぜ！な時、様々な状況に対応しなくてはならないのだ。しかし、先にも書いた様に現在は試合の登録選手が16名な為、GK枠以外の4つの枠の中であらゆる局面に対処出来うる選手を揃えなくてはならないのだ。
この様な状況ではどうしても、ユーティリティなタイプ（つまり、ディフェンスと中盤が両方出来る、とか、複数のポジションがこなせる選手）が重宝がられる様になってしまい、その結果スペシャリストの育成が少なからず阻害されてしまうのではないか、と考えていたのだ。確かにユーティリティ性を重んじる気持ちもわからなくもないが、そればかりになってしまっては、きっと全体がこじんまりとまとまってしまうに違いない。そんな事をずっと思っていた訳だ。
そこで欧州でも施行されている、選手登録18人制の出番となった訳だ。ベンチ控えの選手が2枠増える、と言う事はそれだけ、戦術・戦略に合わせた選手を登録する幅が広がり、更にはユーティリティー性のない超スペシャリスト系の選手も登録出来る余裕が出来ると言う事だ。
これはクラブにとっても、コーチにとっても、また選手にとっても、ひいては日本代表にとっても追い風になり、都合が良い。良い事ずくめだ。全く持ってナイス判断だ。あとは無事正式決定する事を祈る。


まぁ問題は「J1実行委員会が…」って所だな…。何とかしてこのシステムの恩恵にあずかれる様に頑張らないとなー。←結局それが言いたかったらしいw