第33節・vs.水戸ホーリーホック（西が丘）

長かった2週間とちょっと、まぁJ1サポの40数日間にはかなわないが、それでも週1のゲームが2回連続で遠方アウェイであった為、御留守番だった自分の様なサポには、ちょっとしたプチ中断期間な感覚ではある。その2連戦で合計勝ち点1しか上積み出来なかった事も、「プチ中断期間」的な現実逃避感覚に追い討ちをかけているのかも知れない。
…そう、ドローを挟んで連勝が続いていたところで、絶対的エースであるフッキをサスペンションで欠き、結果1敗1分しか挙げられなかったのである。現実から目を背けても仕方ない。ただ、「フッキがいないと『全く』ダメ」と言う感じではなく、居なければ居ないで居る選手でそれなりには攻めれていたとは思う。しかし、彼の占める要素はかなり大きい事は動かし難い事実でもあり、そういうサッカーに傾倒してしまっているのも現状だ。
悪く言えばフッキ頼りのサッカー。…良く言っても変わらないか。
まぁとにかく、J1昇格が至上命題である以上、どんなに不格好でもバカにされても「勝つ」事が全て。今節は情報によれば、久しぶりにほぼベストと言っていいメンツでスタート出来る様だ。負けない西が丘…西が丘不敗伝説が続いている。しかし、水戸とはお互いのホームゲームで勝てず、アウェイで勝てると言う、おかしなカードを去年から続けている。いくつかのジンクスが絡み合い、そのジンクスがどうでるか。正直、ジンクスなんぞ個人的には気にかけない質だし、神頼みだって口だけの信心のない人間なのであるが、取り合えず「朝の情報番組の占いは良いモノだけ信じる」みたいな感じでどうだろうか。
残り18試合、もう1つも負けられないつもりで、全部勝つつもりで、まずはそのスタート。

■[Mobile][verdy]スタメン発表 16:59
【スタメン】GK21高木義成：DF17土屋征夫：DF2萩村滋則：DF4戸川健太：MF6菅原智：MF5ゼ・ルイス：MF18海本幸治郎：MF10ディエゴ：MF22服部年宏：FW19船越優蔵：FW9フッキ
【サブ】GK26柴崎貴広：DF14富澤清太郎：MF11大野敏隆：MF15金澤慎：FW23齋藤将基
情報通りにほぼベストと思われるスタメン。マーティンが今季初スタベン。廣山がいないのは個人的に不安かな。
■[Mobile][verdy]前半終了 19:56
サイドから崩して2発先制！ディエゴ＆船越。
■[Mobile][verdy]試合終了 21:07
取りあえずそのまま終了で勝利！

西が丘不敗伝説、強し！そして、水戸漢祭り開催時全敗記録更新！ホームで勝てないジンクスだけブチ破り、最高のカタチで夏の西が丘3連戦は幕を閉じた。試合終了時のアナウンス「次回の開催スタジアムは国立競技場となりますので、お間違えのない様に…云々」…いや、いっそみんなで間違えちゃわない？西が丘でもっとやろぉよぉ〜って感じだ。ま、実際10月にもう1試合だけあるにはあるんだけどね。
と、勝つには勝ったけど、他の上位チームのゲームで見られる様な「磐石」な運びは出来ないねぇ。まぁどんなに「磐石の運び」と思われるチームでも危うくバランスを崩しそうな瞬間はあったりするんだろうけど、強いチーム程その姿を見せないし、また見せたとしても即座に立て直す事が出来る。今回もそういう危うい時間帯に何度か危機に陥ったが、相手の拙攻、決定力の低さで何とか凌いだ感じである。そして「逞しく」はなく、追加点も奪えなかったものの、しっかりと押し返し踏ん張る事は出来た。
初スタベンだった齋藤も残り数分ながら投入され、ピッチを縦横無尽に駆け回ってチャンスに絡もうとしていた。彼は彼で他のFWとはタイプが違うだけに、これから先ジョーカーの1枚になるだろう。しっかりとコンディションを上げていって欲しい。