第45節・vs.湘南ベルマーレ(味スタ)

chiu_5102006-10-18

もはや、と言うか、ぶっちゃけ今季でのJ1昇格の可能性は本当に数字上のモノだけで、事実上は「ナシ」と言う現状で如何にモチベーションを持って戦ってくれるか。そして、それらをどれだけ来季に、そして未来に繋げるか。そのあたりだけが見所ではあるのだけど、ホーム皆勤だけは何とかしてこなさないとアレなので、しっかりと今日も観戦にいっちまいります。
天皇杯も破れ、リーグ戦も3連勝で途切れ、ファンの意識もダダ下がりのウィークデーのナイトゲーム開催。さーて、何人入るかしらん。

■[Mobile][verdy]スタメン発表 17:18
【スタメン】GK21高木義成・DF43海本幸治郎・DF4戸川健太・DF30一柳夢吾・DF3藤田泰成・MF7大橋正博・MF14富澤清太郎・MF10マルクス・MF6菅原智・FW20廣山望・FW17シウバ
【サブ】GK34常澤聡・MF8永井秀樹・MF15金澤慎・MF22喜名哲裕・FW25平本一樹
怪我のメンバーが入れ替わった位で大きな変更はないが、サブGKが今季初ベンチの常澤なのが来期を見据えた思惑なのか…。さて…。
■[Mobile][verdy]スタ着 17:38
さすがにヒトイネだ。客よりか運営側の人のが多いんじゃねーだろうか…。
■[Mobile][verdy]前半終了 19:55
前半早い時間に大橋のCKがポストにあたって直接ゴール!!1-0で折り返した。天皇杯や柏戦とは打って変わって、良い連携を魅せてるぉ。
■[Mobile][verdy]試合終了 21:06
2ゴール追加して、いらない失点を1つ献上して3-1で勝利!

結局なんとか3000割れを回避し、3031名と言う先日の天皇杯と同程度に落ち着きました。天皇杯は日曜日とは言えどもサッカー協会主催ゆえに招待客は見込めず3000強で、今日のウィークデー開催ながら招待券を撒いてこの結果、と。…まぁそんな話はよしておくか。
前半9分?だかで早い時間に先制出来た事で、久しぶりにヴェルディのペースでゲームが動いているのを見た感じ。所々に守備陣が入れ替わったがゆえの危なっかしいプレイが顔を出すも、不思議と凌げてゲームは進んだ。1-0で折り返して、メンバーも弄らずに行った事で更にゲームを支配し始めた後半。追加点はサイドからゴールエリア前に流し入れたパスをマルクスがスルーし、それを受けたシウバがしっかりとポストして後ろから走り込んだ富澤にバックパス。それを見事に富澤がグラウンダーで流し込んだ。この得点を見てもわかる様に、流れの中で攻撃のカタチを創る事が上手くなってきた。今更だが、出来て来た。
またスピードが持ち味のシウバの使い方についても、チームとしてやっと確立出来てきた様だ。来日してゲームに出場する様になって以来、スピードで負けたのを見た事がない位にズバ抜けているのだから、もっと早く確立して欲しかった。しかも最近は小技(と言うか、ちょっと難しいプレイ)を難無くこなしてしまう場面にも遭遇する。今日の3点目もそんな感じだ。説明するのは難しいが、とにかく個人技でゴール前を浮き球で処理し、ゲットゴールして魅せた。このまま上手に磨いていけば大化けする可能性も秘めている。絶対に来季へ向けて「確保!」だ。
と、そこまでは3-0と楽しくて仕方ないゲームだったのだが、それで終わらないのがダメな所。湘南が二人一気に選手交代し、システムがどうなるか?それによってゲームがどう動くか?と言う時間に、わざわざ「自ら混乱させるかの様に」こちらも二人を一気に選手交代。しかも前線で守備の起点となって走り回っていた廣山を下げてしまったものだから、一気に押し込まれたカタチになり余計にアタフタした時間帯を作ってしまった。それでも交代で入った平本が走ってくれたら良いのだが、疲れていた廣山以上に走らないとはどういう事か?
そうして押し込まれまくっている時間帯ではあったが、前に出しさえすればスペースはあった。あったがゆえに、余裕を持ち過ぎた大橋がボールを中途半端な位置で失ってしまい、それがカウンターの起点になってしまい失点。本当にいらない失点だ。3-0、もしくは更に追加して4-0、5-0で良い気分で帰れる所が、この1点で台なしにさえなりかねないのだ。
そしてそれ以降のチームとしてのプレイがまた良くない。とても3-1で2点リードしてるチームのゲーム運びに見えない戦いを続けてしまうのだ。勝ちたい気持ち、負けてはならないプレッシャーも理解出来なくはないが、あんなに恐る恐るプレイしていたのでは、もっと時間が長かったらきっとやられてしまう事だろう。そこはもっと「気持ち」を強く持たなければ、誰かが声を出さなければ、鼓舞しなければ…いやしてるんだろうけど、笛吹けど踊らずじゃ困るのだ。
とにかく、勝利だ。これからも勝利、勝利、勝利で…うん。