第45節・vs.湘南ベルマーレ(西が丘)

いよいよ、最後の*1西が丘。この2年間を通して、ヴェルディにとっては国立競技場よりも「聖地」になった、と言って良いも知れない場所、西が丘球技場。施設自体は古くてちゃちぃ、公称である9000人も入ったらギチギチで恐らく身動きも取れないだろう、西が丘。
そんな西が丘ラストゲームは、昇格への最後の望みを繋ぎ続けて入る湘南ベルマーレを迎えて行われる。注目のC大阪ほどではないにしろ、ここへ来て本来の粘り強さを見せ、上位の勝ち点をむしり取っている。今季、いや昨年からの戦績も良い方ではない。相性的にウチにとって「やりづらい相手」なのかも知れない。とにかく充分に注意してかからないといけない。
そしてそんな西が丘ラストゲームを勝利で飾ると、3月の第4節以来7ヶ月ぶりの「首位」の座も見えてくる。…まぁ、「今どこにいるか?」じゃなく「リーグが終了した時にどの順位にいるか?」が大事なのだから、2位だ!首位だ!と騒ぐのもあれだし、「追われる立場」だってとてもキツい事は重々承知している。が、それでもやはり「首位」と言う甘美な響きに誘われてしまう。
…と、サポがこんなに浮ついててどうする!?気を引き締めて、どこが相手でも、残り7試合、一つ一つ勝って行くだけだ。そして、第52節の試合終了の笛が鳴り響いた時に改めて言えたらいい。
ありがとう!西が丘、と。

東京ヴェルディ1969 3 - 0 湘南ベルマーレ
得点:前半7分 フッキ、前半31分 シウバ、後半9分 土屋征夫

http://www.jsgoal.jp/game/2007/20070200030220071013.html

怒濤の6連勝です。早い時間にフッキのFKで先制して、中盤で奪ったカウンターからシウバのヴェルディ復帰1stゴールで2-0と突き放して、仕上げは相手がペースを掴みかけた後半の立ち上がりに、またしてもセットプレイから頭で合わせた土屋のゴールで試合を決めた。
…なんていうか、セットプレイ、カウンター、セットプレイですよ。ある意味「強くなったんだなぁ」と改めて実感しました。前節だって同じ3-0だったけど、内容は酷いモノでそれでもカウンター、セットプレイ×2でキッチリ勝てたしね。
そんな強さを支えているのはDFの面々だろうな。なんと言っても「堅い」。7連敗の頃が嘘の様に堅い。時として3連4連の波状攻撃を喰らう事もあるけど、そこをしっかりと防ぎきる事が出来る強さがある。「もう一歩が足りない」と言われ続けたものだが、今は充分一歩出して、その上更に次に備えてる位にしっかりしている。
とは言え、不安がない訳ではない。が、それは書かないでおこう(笑。とにかく、残り6つ勝てば(12連勝って凄ぇなw)文句無く昇格だろう。やっぱり、一つ一ついきまっしょい。
取り合えず、西が丘最高!

*1:J1に昇格したなら、J基準を満たしていないこの西が丘でのゲームはないと思われる。実際、J1在籍時には開催された事はない(ハズ)。